アフリカでCtoCのEコマースを提供するスタートアップ3選

CtoCのEコマースを提供するサービスが近年盛り上がりをみせている。日本でも、フリマアプリのサービスを提供するメルカリをはじめ、FRIL、楽天のラクマなど、CtoCのECを提供するサービスが今後のEC市場を牽引していくことだろう。

スマホ白書2016によると、日本でのモバイルコマース市場は2兆円を突破している。日本で最大シェアをもつメルカリは日米通算3200ダウンロードを突破し、月間の流通額も100億円に達している。日本ではCtoCのECはトレンドとなっており、引き続きEC市場を牽引していくであると予想されている。

さらに2016年には、Facebookがチャットボットを利用したEC機能をリリースしたと発表した。これにより、小売事業者は、Facebook上で商品の販売を促進することができる。ニュースフィード上の広告に、商品を掲載し、消費者がその広告をクリックすると自動的にメッセンジャーが開く仕組みになっている。Facebook上で決済させることができるので、Facebook上ですべてが完結することになる。2016年時点で16.5億人のユーザーを抱えるFacebookがEC機能をリリースしたことによって、世界的にもCtoC市場は盛り上がりを見せていくことであろう。

この流れはアフリカにおいても同じく当てはまる。BtoCのECも盛り上がりをみせている一方で、徐々にCtoCのECのサービスを提供するスタートアップが現れ始めている。アメリカ発のCtoCマーケットプレイスを提供するOLXはすでにアフリカ大陸において、エジプト、ガーナ、ナイジェリア、ケニア、南アフリカ、タンザニア、ウガンダの7ヵ国に進出している。それらは徐々にアフリカでも受け入れられ始めている。

アフリカを代表するCtocマーケットプレイスを提供するサービス3選

今回は、アメリカのOLXを代表する、CtoCマーケットプレイスを提供するアフリカ発のサービスを3つ紹介する。

mookh

■概要
mookhは2015年1 月に家族や友人らに借りた6万ドルの資金をもとにEric Thimba、Porgie Gachui、Theuri Mwangiによって設立されたケニア発のスタートアップである。mookhはユーザーがFacebook(Facebookのファンページからの販売も可能)Twitter、Instagramなどのソーシャルメディア上から直接商品を販売することを可能にする。ケニアのctoC市場を促進するサービスである。

■サービス
このサービスは上述したように、ソーシャルメディア上でいかなる商品を販売することを可能にする。ユーザーはEコマース用のサイトを用意する必要はなく、自分のアカウント、もしくは商品販売用のアカウントを別で用意し、簡単なセットアップで商品の販売が可能になる。

mookh側は、ユーザーがセットアップを完了すると、売主用の商品管理、アクセス数の確認ができるダッシュボード、ケニアのM-PESAをはじめ、デビット、クレジットカードに対応するぺイメントシステムを提供する。ユーザーはセットアップさえすれば、すぐに商品を販売することができ、いかなる支払いからの受け付けも可能になる。

mookhは大きく分けて4つのプラットフォームを提供している。商品、チケット、デジタルコンテンツ、ドネーションの4つである。mookhはユーザーが商品販売の取引が終了した際に手数料を徴収する。この手数料は一部プラットフォームによって異なる。商品、チケットの販売の場合は手数料として商品売上の8%を徴収する。デジタルコンテンツは5%、ドネーションは15%の手数料を徴収する。

jiji.ng

■概要
Jiji.ngは2014年、ナイジェリアのラゴスで設立され、売人と購入者をつなぐオンラインマーケットプレイスを提供している。このjiji.ngを運営するオーナーはnaji.comと呼ばれるニュースウェブサイトも運営しており、このニュースウェブサイトには月間2000万人のユーザーが訪れている。

■サービス
jiji.ngは新品、中古品に関わらず、ユーザーが商品を販売、購入できるマーケットプレイスを提供している。まさにアメリカのOLXと真正面から競合するサービスである。このサービスでは売り手は無料で売りたい商品の掲載をすることができる。このオンラインマーケットプレイスでは、車や、家電製品、衣料品、日用品などの掲載はもちろん、仕事の求人や、不動産まで掲載できるのが特徴である。すでに掲載された商品は15万点を超えており、月間の訪問者数は約460万人にも上る。購入者は、気になる商品のオーナーにオンライン上でメッセージ、もしくは記載された電話番号に連絡することができる。Jiji.ngはすでにアフリカのオンラインマーケットプレイス市場を引っ張っていく存在になっている。

bidorbuy 

■概要
bidorbuyは1999年にAndy Higginsによって設立され、オンラインオークションとオンラインマーケットプレイスを提供する南アフリカで一番大きなEコマースプラットフォームである。毎月3000万のPV数があり、最近ではビットコインによる支払いにも対応している。

■サービス
bidorbuyでは新品、中古品に関わらず、オークション形式もしくは、固定料金形式のいずれかで商品を販売することが可能である。売り手はbidorbuy上で、商品詳細、売値、商品写真を掲載することで販売が可能になる。オークション形式での販売の場合は別途、オークションの開始時間と、終了時間を入力する必要がある。bidorbuyは売り手側に商品の販売が完了した際に、1~5%の手数料を徴収する。ただし、車や不動産など高額商品に関しては一定額の手数料を徴収している。

最後に

アフリカのctocEコマースを提供するサービスを紹介した。ソーシャルメディア上で商品の販売を可能にするmookhやolxと同じスタイルであるjiji.ngなど、アフリカにおいてもE-コマースを提供するサービスは続々と出ており、盛り上がりを見せている。一度市場が出来上がった後に多くのサービスが淘汰されることになっていくことかとは思うが、アフリカにおいてどのようなサービスが残り、どのようなサービスが淘汰されるのか。今後もctocのEコマースマーケットには注目していきたいところだ。

もっと知りたい人へ



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