コンドームやHIV検査キットをオンライン販売するSlide Safe

ナイジェリアのスタートアップであるSlide Safeは、ナイジェリアの人向けに避妊薬や性感染症検査キットをプライバシーフリーでパッケージ販売している。

Slide Safeのプラットフォーム上では、匿名でリプロダクティブヘルスに関する商品を購入することができる。そのため、名前や身元が知られるといったプライバシーの問題は一切ない。オンライン上で購入後は、身分証明を提示する必要がない配送業者を使用しているため、受け取りの際もプライバシーは守られる。

Slide Safeが提供するパッケージ内には、コンドーム、水ベースの潤滑剤、避妊薬、HIV、B型肝炎、梅毒用の自己検査キットが含まれている。パッケージは3種類あり、それぞれパッケージ内容と値段が異なる。

「テストキットを販売するにあたって、多くのお客様にとって初めての利用ケースを想定しています。そのためパッケージ内には事前テストと事後テストのカウンセリングが含まれています。これは現在、WhatsAppで行われています。利用者に正しい使用方法と結果を導くことが重要だと考えています。」とファウンダーのFlorida Uzoaru氏は語っている。

ナイジェリアでは、15歳から24歳のナイジェリア人の約10%のみがリプロダクティブヘルスに関連するサービスを利用しており、たった約10%の人がHIV検査を受けている。コンドームの利用率はたった20%だ。

Slide Safeは、この問題を利便性を重視した販売・流通システムによって解決しようと奮闘している。

全国的に店舗を持つHealthPlusやMedPlusといった地域に根差した薬局との競争になるが、それらのメインユーザーは主に中高年者や夫婦が利用しているケースが多いため、若者をターゲットにしたSlide Safeとはターゲットが異なるため直接的な競争にはならないという。実際にSlide Safeのユーザーの大部分はナイジェリアの人口の60%以上を占める18〜34歳の範囲内にある。

当スタートアップは当初B2Cモデルで始まった。主に、ラゴス、アブジャ、ポートハーコートなどの大都市に住む高等教育にうけた学生を対象としていた。ただ、それだけでなく、大都市を訪れる郊外出身の25歳から40歳のユーザーもターゲットに追加した。

またSlide Safeが提供している商品をよく購入している人は会社に勤めている人が多いということが分かった。そのため、B2Cモデルだけでなく、2018年はB2Bモデルにも焦点をあてていく。

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