小規模農家向けのオフラインネットワークを提供するWefarmが500万米ドルの資金調達

ケニアとウガンダの農家のためのデジタルネットワークを提供するWefarmは、シリコンバレーをベースにしたTrue Ventures、SkypeとAtomicoの創業者であるNiklasZennström氏、WordPress創業者のMatt Mullenweg氏、Blue Bottle CoffeeのCEOであるBryan Meehan氏、Norrsken Foundation、Accelerated Digital Ventures(ADV)らより500万米ドルの資金調達を実施した。今回の追加のシードラウンドはTrue Venturesがリードを務める。

前回のシードラウンドでの調達を合わせると総額660万米ドルの資金調達となる。

Wefarmは、今回の調達資金は更なるサービス改良と、新しい機能の構築に利用するとしている。

Wefarmは、オフラインコミュニティ向けにクラウドソース型P2Pネットワークを提供している。世界に存在する5億人以上の小規模農家は、世界の食糧の70%以上を生産し、毎年4,000億米ドル以上を農場の改良やその他のサービスに費やしている。それら世界中の小規模農家をオフラインネットワークでつなぐサービスだ。

Wefarmを通じて、農業者は、作物の病気の蔓延や、トウモロコシ、トマト、コーヒー、茶などの作物の最適な栽培方法に至るまで、農業に関係することを自国の言葉で質問することができる。それらはオフラインで質問することが可能でインターネット接続は必要としない。質問はWefarmのネットワークを通して拡散され、世界中の農業従事者から回答を得ることができる。

2018年4月現在、Wefarmを通じて約90万もの質問がされており、140万もの回答がなされている。

しかし、農業問題の解決策を生み出す世界の市場、サービスは軽視されている。 Wefarmは、小規模農家の声を世界の農業の中心に戻すことによって、その現実を変えようと取り組んでいる。

Wefarmは現在ケニアとウガンダで運営されている。今後東部アフリカとサハラ以南のアフリカ地域への事業拡大を計画している予定だ。

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