南アフリカの交通インフラ情報を提供するWhereisMyTransportationが資金調達

​​​​​南アフリカ発のスタートアップである、WhereIsMyTransportationがGlobal Innovation Fund​らより、総額1億5000万円の資金調達を実施した。

​​WhereIsMyTransportation​は公式、非公式の交通インフラ情報を収集し、各公共交通機関など、利害関係者に情報を提供している。

今回の調達では、その情報収集作業を今後も継続するために資金が使用されるとのことだ。

​​WhereIsMyTransportation​によると、南アフリカの首都であるケープタウンにおける交通情報収集は終了したとのことだが、今後も南アフリカの他の地域、またボツワナにて公式、非公式の交通インフラ情報の収集を続けていくとのことだ。

アフリカが抱える道路情報問題

南アフリカでの現在の課題としては、GoogleMapではカバーしきれていない非公式の道路、公共交通機関、住所等がかなり多いということが挙げられる。その為、たしかにGoogleMapでも大まかな地図情報を確認出来るかもしれないが、実際に目的地に近づいた際に、「あれ、このあたりなんやけどな~。」といった状況に陥ってしまうパターンが多い。

実際に筆者の実体験としても、上記あげたような出来事があった。

​これはアフリカのケニアの例にはなってしまうが、Uberで目的地を設定し、Uberのマップ(GooleMapと連携されている。)上の情報をもとにドライバーは目的地に連れて行ってくれるのだが、いざ、目的地付近に着くと、その目的地に設定した場所には何もないただの空き地であることがあった。

実際のケニアの国道

その後、ドライバーが​その辺の​道を歩く人にこの店はどこにあるのかと言ったことを聞いて、ようやく店に着くことができるといっ​​た感じである。

​最後は地図ではなく、人に聞いてやっと到着することが出来る。​

また、別例で言えば、そもそもHP上にしめされている住所を記載しても、Map上に表示されないということも数多くある。

その場合は、もうその目的地の近くの目印になりそうなところに目的地設定をして、目的地付近につけば、上記と同じような形で目的地に到着するしかない。

​WereIsMyTransportationのサービスとは

WhereIsMyTransportationは上述したとおり、交通情報、すべての公共交通機関情報を収集し、一つのクラウド環境上で管理している。それらのデータはAPIとして、情報が公開されている。

そのため、各公共交通機関はそれらの情報をもとに、今後の渋滞予測情報を発信したり、新たな公共交通機関を開発するために使用したりと、実際のデータを活用し、人々がより利用しやすく、便利な公共交通機関を設置することを可能にする。

集めたデータをもとに、よりよい街づくりを促進するのが、WhereIsMyTransportationのサービスなのである。

最後に

公共交通機関を利用できるようになることで、人々の移動回数が多くなり、それによって購買回数も増えれば経済がうまくまわるようになっていく。

現状、途上国では、まだまだ通勤や通学は車を使うことが多い。理由としては、まだ先進国と比べると公共交通機関の充実度は低く、車を使わないと移動手段がないといった人が多数を占めている。

そのため、交通渋滞が発生し、人々の生産的な時間を奪っている現状がある。WhereIsMyTransportationが目指す世界としては、人々によりアクセスしやすく便利な公共交通機関を提供することが出来るように、データを提供することによって、公共交通機関にとって意思決定をしやすいものにし、全体のシステムを最適化したいという思いがあるのではないかと思う。

彼らが目指す思いを実現できれば、人々の生産性は高まり、より便利で、面白く、経済が上手く回る国になるのではないのかなと思う。

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